奈良田原本流鏑馬まつりについて

田原本町と流鏑馬

流鏑馬の歴史が記された「長川流鏑馬日記(1384年)」には、本町在住の武士団である長谷川党が法貴寺を出発し、春日若宮おん祭に「流鏑馬」を奉納していたことが記述されています。

この歴史から、田原本町流鏑馬実行委員会を立ち上げ、町に「流鏑馬」を蘇らせる「流鏑馬まつり」を企画しています。

「流鏑馬まつり」を通し、たくさんの方々に町の歴史を体感していただきたいと思います。

田原本町は、奈良盆地の中心にあり、弥生時代の大集落 国指定史跡 唐古・鍵遺跡を始め多くの寺社仏閣もあり歴史遺産の多い町です。

しかし、弥生時代以降の歴史にスポットが当たることは少なく、この町での新たな観光として、鎌倉時代より行われていた「流鏑馬」を蘇らせます。

唐古・鍵遺跡史跡公園

今から約2,000年前の弥生時代、奈良盆地の中央に位置するこの地には、日本最大級のムラがありました。

唐古・鍵遺跡は、幾重もの環濠に囲まれた弥生時代の集落の遺跡です。約42万㎡(甲子園10個分)という大きな面積を誇ったことや、弥生時代前期から後期まで約700年間もの長い間、途切れずに集落として存在し続けていたことなどが分かっています。

また、大きな建物があったことを表す遺構や、土器をはじめたとした多くの遺物が出土しています。遺物は、日本各地から運び込まれた物もあり、2,000年前の弥生時代には、すでに地域を超えた大きな範囲での交流が行われていたことが分かっており、弥生時代研究にとって非常に重要な遺跡であることから、平成11年に遺跡の中心部分が国の史跡に指定されました。

そして、この遺跡の地下に眠る遺構を末永く保存してしっかりと次世代へ引き継ぐように、また、この遺跡を通して、多くの人に歴史の面白さやこの地域の魅力を伝えるために、遺跡の一部が史跡公園として整備されました。

この公園では、周囲の田園風景を含め、弥生時代の「風景を再現」することと、かつてこの地で営まれていたであろう「生活を体験」できる場となることを目指しています。

体験を通じてはるか古の人びとに思いを馳せたり、ゆったり流れる時間を過ごしたり。教科書や書籍からでは伝わりきらない弥生時代の面白さを、「風景」や「生活」の体験と共に感じていただけたらー

2,000年の時を超えて弥生時代を体感しに、唐古・鍵遺跡史跡公園にお越しください。


田原本町流鏑馬まつり実行委員会
会長 服部 誠

田原本町を知り田原本町にお越し下さい

私は田原本町観光協会の会長をしております。長くこの町に住んでおり時代の変化とともに観光客の求めるものが変化してきていると感じています。

田原本町は、桃太郎生誕の地であり、唐古・鍵遺跡があることでも知られています。流鏑馬のイベントを開催するきっかけとなる武士団のいた法貴寺の地域と隣接した、唐古・鍵遺跡の周辺は、公園として整備され、春の桜の時期や夏のイベント時にはたくさんの人で賑わっています。今回のまつりは、1年を通じて観光客に来ていただけるように、冬の時期にまつりを開催したいと考えています。

田原本町は、昔からなかなか変化の見られない地域ですが、まつりを通じ、新しいファンが、新たな空気を吹き込みどんどん活性化していくことを願っています。

田原本町
町長 森 章浩

観光客で賑わう唐古・鍵遺跡史跡公園に向けて

2018年春に、唐古・鍵遺跡史跡公園と道の駅レスティ唐古・鍵が完成し、本町に賑わいが生まれ始めています。今回の流鏑馬まつりを、国史跡指定20周年を迎える唐古・鍵遺跡史跡公園で行うことで、観光客の客足の減少が見られる冬に観光客が来訪するきっかけになり、本町を知っていただく機会になればと思います。

イベント成功に向けまして皆様にご協力をお願いするとともに、関係者と力を合わせて田原本町で流鏑馬を楽しんでいただけるよう頑張ってまいります。